サージとは、落雷・雷雲や工業機械などから発生する
数千ボルトの電圧のことをいいます。

サージプロテクター未設置によるサージ被害

施設照明として常設する場合は「サージプロテクター(サージ保護)」が必要です。
サージプロテクターを取付けずに複数台のLED照明器具が同系統の電源ラインに接続された状態でサージによる破壊が発生した場合、破壊されていないと思われる器具に後付けでサージプロテクターを取付けても、既に内部回路に損傷を受けている可能性があります。
サージ被害を避けるために、あらかじめLED照明器具設置と同時にサージプロテクターの取付をおすすめします。
サージ付推奨設置場所
  • 避雷針などの直撃雷に呼応して生じる誘導雷(異常高電圧)が流れる近く
  • 雷雲間・雷雲内・落雷などの静電誘導による間接的な大電流が流れる近く
  • 高圧電流の流れる送電線および鉄塔の近く
  • 高電圧・大電流が発生するモーター動力機器の近くや工場
  • アーク発生時にノイズを放射するアーク溶接機の近くや工場
  • 高電圧を放電するネオン看板などの近く

LED照明器具1灯毎にサージ保護

サージプロテクターは、1灯毎に1回路 必要です。
LED照明器具が分電盤を通じて誘導雷の影響や動力機器・アーク溶接機・ネオン看板などから高電圧ノイズを受け破損する場合がありますので、それぞれのLED照明器具1灯毎にサージプロテクターを取付けてください。
(※ 但し、すべてのサージ破壊からの保護を保障できるものではありません。)
日動LED照明の耐雷サージ基準は、国際基準の3倍以上に設定しています。

国際基準のIEC耐雷サージ基準(クラス4)を大幅に上回る 日動の耐雷サージ基準

日動LED製品ラインアップのうち、常設仕様の照明器具は、耐雷サージの社内基準をライン間6KV、対アース間15KVに設定し、破損や点灯異常などのないことを社内テストにて確認し、雷サージ対策を実施しています。

IEC耐雷サージ基準ではライン間2KV、対アース間4KVに対して耐久性が要求されていますが、日動の社内基準はライン間では3倍の6KV、対アース間では3.75倍の15KVに対して耐久性を実証しています。 (耐雷サージ基準とは「誘電雷」に対しての耐久性です。)

日動サージプロテクターについて
低圧配電線の誘導電圧観測結果
約94%の雷サージに対する対策効果
右図のように過去の実績では、低圧電線と大地間(対アース間)には15KV以上の雷サージが発生する頻度は約6.1%あり、弊社の耐雷サージ基準15KVであれば約94%の雷サージに対して被害の大幅な低減が可能となります。
日動の雷サージ試験設備
日動照明器具の雷サージ評価では、高基準設定の厳しい社内テストにより徹底した雷サージ対策を実施しています。

弊社のサージ対策製品は誘導雷だけでなく、溶接機などを使用する工場、高電圧電流の流れる送電線および鉄塔の近く、高電圧を発生するネオン看板の近くなど、さまざまなサージ要因からの被害を大幅に低減します。

日動の常設仕様LED(サージ対策製品)の絶縁抵抗を測定する場合

絶縁抵抗を測定される場合、測定電圧は250V以下でお願いします。
※測定電圧が500Vをこえるような高電圧の場合は、サージ保護動作により抵抗値が下がるため、絶縁抵抗を測定することができません。